〜保護〜 金太郎くん
バスビーの近所で何年も前から尻拭いしてきている餌やりおばちゃん「デビコ」からまたまた困った一報が入る。というか毎回、弾丸突撃ピンポンピンポーン!ピンポン押しかけてくるので困り者。ある日、「近所の90歳すぎのおばあさんが飼育してた猫やけど、ばあさん亡くなって猫だけが取り残されているので、なんとか里親さん探してほしいんやわ。スコティッシュやしもらわれるやろ」って、簡単にいうてきよ〜る。ほんならアンタが自分で探しなはれや。話を通してくるだけで後先に何のフォローも援助もなしに「通報」だけしてくるデビコ。聞いてしまってはこちらも苦しいので様子をみに行く。飼い主が死んだ後の家屋で気ままに暮らしているようだが、中外自由にしている。唯一死んだばあさんの妹が餌を持ってきているらしいがこの妹も、足が不自由で、先行きそう長くもなさげなおばあさん。どちらにも子供がいない。仕方がないのでピンクさんに無理を聞いてまた保護預かりを受けてもらった。しかし、ホームセンターコーナンペット!金もうけのために、子供がいない90歳前の老人に20年以上生きる生体を販売するって、一体どれだけ金の亡者なんや!最後に犠牲になるのは動物たち。怒りがこみ上げてくる。
〜その後〜
初めのうちはコソコソしていたジュエルちゃんも今や、飼い主さんのストーカーと化してべったりなんだとか。2匹が少しづつお家に慣れてきたある日のこと「新生児を預かりしてしまった〜」との知らせが入る。みに行くと、まだミルクサイズの小さな女の子。飼い主さん知り合い繋がりが公園で一人でさまよっていたのを拾ったのだが、周りの誰もが「無理。無理。無理」みんな簡単に「無理です」と言う人が多すぎる。一体何をどう努力してみたが無理だったのか問うてみたい。例えば崖の淵から落ちそうになっていて、そこに救いの手を差し伸べる事がごく自然な行動じゃないのだろうか?自分の腕がちぎれるほどの事なのか?ジュエルママは聞いて聞かぬふりができなくなって預かりを決意したそう。拾い主(ジュエルママとは面識もなく全く知らない人)には、なんらかの理由があって飼育できないとの事だけど、もし、飼育が本当に無理ならば他の形で何か援助したり協働する事は必ずあるはず。お仕事の合間に4時間おきにミルクをあげないといけない大変さで見るにるやせ細っていくジュエルママ。本当によく頑張って救う事に踏み込まれたと思う。